日光杉鎧張羽目板<実加工下見板>

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products 日光杉鎧張羽目板<実加工下見板>

本実加工を施し、外部の壁はもちろん、内装用としての見栄えも美しい日光の杉でつくる「鎧張羽目板(よろいばりはめいた)」です。

鎧張(鎧貼)や下見板張(下見板貼)は、昔から雨水を防ぐことを目的に外壁に使用されてきた施工の方法です。その名の由来の通り「鎧(よろい)」の大袖や草摺の形状のように重ね合わせ段がつくのが特徴です。
田村材木店が造る鎧張羽目板は、オス実とメス実の本実加工にすることで、板正面の見出化粧部分に釘頭を露出させずに浮き上がりを防ぐ形状になっているため、押し縁が不要で、内装用としての見栄えも美しい日光杉の羽目板になっております。
すこし懐かしい昔ながらの雰囲気と力強くスギを主張する羽目板として、外壁はもちろん、室内の内装用や店舗のインパクトのある壁としてご利用ください。

  • 鎧張羽目板 規格と寸法
  • 鎧張羽目板 規格と寸法

    鎧張羽目板には2種類のサイズと、2種類の等級があります。

    商品名
    鎧張羽目板(ヨロイバリハメイタ)
    樹種
    杉(スギ) 栃木県日光材
    寸法
    2種類のサイズがあります。
    (1)15/30 A:3640×E:170(B:154)×C:15/D:30
    (2)10/22 A:3640×E:170(B:154)×C:10/D:22
    表面仕上
    プレーナー仕上・無塗装
    等級
    2種類の等級があります。
    (1)15/30 役物(無節・上小込み)・節有
    (2)10/22 役物(無節・上小込み)・節有
    加工形状
    鎧張本実加工
    乾燥方法
    天然乾燥+人工乾燥(蒸気式低温乾燥)
    鎧張羽目板 規格と寸法
  • 寸法
    (1)15/30(画像の等級は役物)

    寸法
    (2)10/22(画像の等級は節有)

田村材木店の製材品は、設計事務所さま・工務店さま等の業者さま向けに生産している専門性の高い製材品になりますので、大手通販サイトでの販売は行ってはおりません。
ご注文および製品についてのお問い合わせは、問い合わせフォームまたはお電話にてご連絡ください。

素材Nikko cedar

日光のスギ。この素材があるから造れる。

鎧張羽目板の原材料は「日光産の杉」。加工の形状や製材乾燥、特別な生産方法や技術はあるが、田村材木店が造る製材品の全ての基本になっているのは「良質な素材」です。栃木県日光市は縦長な日本列島において最もスギの生育に適した緯度にあり、雪害によるトビグサレやシミ・キズが少なく、早すぎない成長量は適度な木目を形成します。日本にはスポット的に良質な原木が出荷される特殊な材もありますが、日光のスギはこうした環境条件から平均値が非常に高いと言えます。これは、板物材と呼ばれる羽目板や床板を生産する際には最も重要な要素になります。簡単にいえば「いつ頼んでも普通に良い材が手に入る」ということです。

  • 原木
  • 製材
  • 原板

形状shape

内装でも映える。オリジナルの「特殊本実加工」。

鎧張は一般的に、板材を重ね合わせることで段差を作り、外部の壁として「雨水」などを受け流す事を目的として施工されてきた伝統的な貼り方で、形状は特別な加工を行わない断面が長方形の普通の板材か、鎧張用として断面に角度を付け、下部になる厚みが厚い方に欠き込みを入れた「合掛(あいがけ)・相杓(あいじゃくり)」と呼ばれる加工を施したものが多く使われています。しかし、こうした形状の場合、板の「浮き上がり・暴れ」などを防ぐために、板正面に化粧釘で打ち留めることや、押し縁等の施工が必要になります。

田村材木店がつくる「鎧張羽目板」は本実(ほんざね)に加工することで、表面に釘を露出させず、浮き上がりも防ぐ加工形状に仕上ています。結果、外壁にしか用途が無かった鎧張りも、押縁不要で脳天釘打ちの必要性もなくなり、化粧性の向上で内装用の羽目板としてもご利用いただくことができるようなりました。

  • 本実羽目板 通常
  • 本実羽目板 加工形状
  • 本実羽目板 加工形状

鎧張羽目板の「厚み」は2種類。

  • 鎧張羽目板には二種類のサイズがあります。違いは「厚み」です。総体的な厚み感ももちろんですが、15/30と10/22ではメス実「A」の厚みが異なることで、施工後の雰囲気を大きく変えます。
    段差を大きく重量感と迫力ある鎧張にする場合には15/30を、すっきりとシンプルな鎧張にするには10/22を選択いただけます。
  • 鎧張羽目板の「厚み」
  • サイズ:15/30

    サイズ:15/30

  • サイズ:10/22

    サイズ:10/22

等級rank

鎧張羽目板の等級は「役物(無節・上小込み)」と「節有」。

鎧張羽目板には15/30・10/22それぞれに「役物」と「節有」の二種類の等級があります。等級は節の程度が基準になります。部位による色の違いは辺材の白と心材の赤が混ざる「源平」が基本で、辺材のみ心材のみの場合もあり、杉特有の濃淡が顕著に表れた黒に近い色が含まれる場合もあります。詳しくはお問い合わせください。

役物

役物(やくもの)は節の無い「無節」と小指の爪程の大きさの節が数か所程度入った「上小節」が含まれる等級です。
原板の時点では無節でも、大面を大きく削る鎧張加工になるため、木裏側の節が表面に露出する場合があります。

  • 等級役物
  • 等級役物

節有

節有(ふしあり)は節の大小及び数を問わない等級になります。極端に大きな節や、極端に数が多く入った節、板を横断するような流れ節が入った節は含めないようにしております。抜節や死節処理に関しては、不自然で後々問題が発生する可能性のある「埋木(枝や駒といわれる円錐または円柱の木片で抜けた節を埋める方法)」処理を行いませんので、若干の抜節が混入する場合があります。

  • 等級 節有
  • 等級 節有

表面の仕上がりについて

鎧張羽目板の表面仕上げは「プレーナー仕上げ」になります。十分な研磨を行った上で加工を行いますが、超仕上げやサンダー仕上のような鏡面仕上げ程の仕上がりにはなりません。特に節有材の場合には小さな刃こぼれが起こる場合があります。通常気にならない程度までを含めますが、別途で手加工でのサンダー仕上には対応が可能です。詳しくはお問い合わせください。

  • ナイフマーク 刃こぼれ
  • ナイフマーク 刃こぼれ

施工construction

従来の鎧張より施工が容易で美しく仕上がる。

施工に特殊な加工技術、施工技術、特殊な工具は必要ありません。
基本的な施工方法は、下から貼り始め都度釘留めし、上に被せ乗せていく方法で最上部で高さの調整をします。
施工方法は、メス実が被るオス実部分に釘留めすることで釘頭を隠し、メス実にオス実が刺さる形で下部の浮き上がりを抑えます。
塗装を施す場合は(着色の場合は特に)、施工前(貼り上げる前)に塗布することをお勧めしています。

価格price

鎧張羽目板の規格と価格

商品名 鎧張羽目板(ヨロイバリハメイタ)
樹種 スギ
産地 日光地区
寸法 3640×170×15/30 ・ 3640×170×10/22
等級 役:無節上小込み役物材 ・ 特:節有特等材
表面仕上 プレーナー仕上げ
塗装 無塗装
加工形状 鎧張本実加工(田村材木店オリジナル)
木口加工 加工無し(伸び付き5センチ程度・切りっ放し)
乾燥方法 天然乾燥+人工乾燥(蒸気式低温)
納期 通常:発注より2週間程度(在庫状況により変動)
鎧張羽目板 価格
品番 15/30役 15/30特 10/22役 10/22特
寸法(mm) 3640×170×15/30 3640×170×15/30 3640×170×10/22 3640×170×10/22
等級 無節・上小節 込み 節有 無節・上小節 込み 節有
部位 源平・赤白 込み 源平・赤白 込み 源平・赤白 込み 源平・赤白 込み
単価 ¥6,920/枚(税別) ¥4,850/枚(税別) ¥5,680/枚(税別) ¥4,180/枚(税別)
備考 平米単価≒¥12,425
坪単価≒¥41,158
平米単価≒¥8,708
坪単価≒¥28,846
平米単価≒¥10,198
坪単価≒¥33,783
平米単価≒¥7,505
坪単価≒¥24,861

※1 加工形状が特殊で刃物のセットに手間を費やします。つきましては、発注時の最低ロットを10枚以上とさせていただいておりますので、少量の不足分が出ないようにご注文をお願いいたします(原板在庫:受注後必要数量加工)。
※2 鎧張羽目板は1枚単価表示となっております。坪や平米でのお見積もりが必要な場合はお申し付けください。

出隅precut

受注生産 鎧張羽目板用「出隅(ですみ)」

鎧張羽目板用の「出隅」を受注生産しています。出隅はスギの柱材を鎧張羽目板の角度に合わせ、彫刻するように削り込んでいきます。施工する際の下地により厚みなどが変わることから、出隅は全て打ち合わせ後の受注生産とさせていただいております。詳しくはお問い合わせください。

<基本規格>
樹種:スギ
等級:特等(節有・節無込み)・芯付/芯去
長さ:1m・2m・3m
大きさ:角材寸法120㎜角程度から削りだし